No.133

マニと最後の選択の話 #マニ

 神が生まれることを知った。現在機械を司る《機械のマニ》は信者も少ない。このままでは神の座を奪われてしまうであろうマニは、助けを求めあなたへ手を伸ばした。
「*プレイヤー*よ、手を貸してくれないか」
 あなたはマニを……


 →助ける
 マニを見捨てることなど出来なかった。あなたは差し出されたマニの手を取り、かつて彼から賜った古の散弾銃を握らせた。
「今度はお前に守られる側になるとはな」
 信者の数は少なくとも、信仰心は負けてはいない。マニは愛銃――ウィンチェスター・プレミアムを誇らしげに構えた。


 →見捨てる
 一度マニを信仰していたとはいえ、今更彼に荷担する必要性を全く感じなかったあなたはマニの手を振り払った。新たな神を信仰すればより良いアーティファクトが貰えるかもしれない。――マニは邪魔だ。
「……そうか。残念だ」
 あなたはマニのかつての愛銃を誇らしげに構えた。畳む

二次創作,NPC,掌編