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401-500
月が笑う舞う幾千の煌めき
きっと僕は二人目
いつかきっとその場所に行けたら
手の届く場所で歩みを止める
身を焦がすのは同じ炎
人として道具として
たとえこの身が折れようと
心までは折れはしない
喜びは花開くように
未来の為の犠牲
あれが歴史の礎ならば
今なら救う為の依り代があった
見捨てるだなんて言うな
世界に死ぬことを望まれているから
静謐の一太刀
夜を駆ける子供たち
見えてないとでも思ったか
また、会えるよ
あの人には伝わらないだろうけど
冷たい氷の奥底で
ポケットの中には
使い古しのテレカ
燻る灰色の理論
赤い糸がんじがらめ
亡霊でも灯篭でも記憶でも歴史でも
生きる為に斬る
この切っ先が届かなくてもいい
ただの飾りじゃ鈍るだろう?
お気に召すまま使ってください
キャンディウォール
迷夢
夜の息吹
10月の幼き魔法
コンパスはもう要らない
愛しかった欠点すら汚れて見える
腐った苺を踏み潰す
溜息は森の深くに
生き埋めにされた死体
もっと傷ついてほしいよ
傷に心が躍るのを自覚する
背く花の痛みを知り
水槽で溺愛して
極彩色の海
雪に溺れる
真っ青な夜間飛行
きみに404されたい
翡翠と翡翠
腐乱した宝石
あなたが幸せが私の幸せだった
さいはての跡地
何も見えてはいないから
とうに見捨てた星
変わらない関係を求めて
次はどの星になろう
君の驚く顔が見たいから
声枯れるまで愛してあげる
君の為に送った薔薇の棘
言の葉の道
言い出せなかった恋の行方
もう雑音にしか聞こえない
だから大切な物を奪っていくね
銃声は一つ
硝子の靴を壊してみせて
天球儀の銀河
まなざしはサムシングブルー
呼吸のひとつに
フローラ、目を開けてごらん
あたしのあした
永遠の災禍
あなたの名前しか知らない
だから×してあげる
だから×してほしい
魔法を呟けば私は一人きり
音も光も失ってしまう前に
春の今際に
うつくしく姿を変えるもの
白の目覚め
円環テレプシコーラ
英雄は死んだ
やがて僕を思い出すなら
いつかの青
そして、彼女の世界に色彩が生まれた
この言葉が正しいかどうかは
時間が解決するのは僅かに残っているから
終わりが来れば
いつもいる君がいない
ずっと君のことを見てきた
踏まれて引き千切られてそれでも
夜明け前には
週刊アラミタマ
あなたがいいのと言えずに午後
あくびをする男
明日の女王は息をする
おかえり悪魔の子
あなたと同じ夢を見ていたかった
いつまでももがいている
ほんとうの爪痕
私は誰って叫んでる
逢魔時に会いましょう