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001-100
私に向ける声の高さ
ページをめくれば思い出せるのに
記憶の中のあなた
自分だけが取り残されて
瞼の裏に描く思い出
約束を破ってしまうかもしれないね
幼き日の指切り
手紙なら代わりに綴るから
そこには綺麗な花が咲くのでしょう
あの人の愛した世界を、

孤島に咲く劔
生きる世界を違えて
踊る剣の煌き
小さな棘の大いなる攻撃
自由を知る羽
囀りの剣
小さな小さな一撃
あの花が咲く頃
海の向こうの友達
枯れゆくものへの鎮魂歌

闇を走る
何物も私を傷つけられはしない
触れる爪、届かぬ牙
血の契約
咲き誇る真紅の薔薇
狼の血は甘い
好き嫌いじゃなくて弱点でもなくて
夕日に笑う吸血鬼
すきのしるしのきす
息をするように契約を結ぶ

あなたはどこにいるの?
君の名を呼ぶ
届かぬ知らせを待つばかり
帰る場所の守り手
長い時の先
全てが終わったあとのこと
待つばかりが忠誠ではなく
目を背けることへの恐怖
向かい合うことへの恐怖
知らなければ幸せでいられた

人でもなく獣でもない
人でなしの冒険
どっちつかずの生命体
君は確かに人だから
私を人のままにして
誰かが泣くのかな
欠けた者同士埋め合えばいい
それは彼女ではなかった
手探りのまま命を与えた
心を持つ化物

全部嘘
ずっと借りてるだけ
今度は外さないで
本当のことを知らない
二人だけの秘密
同じ時間を生きた相棒
縋る約束と遠い時
きっとバレてた
一つだけは本当
また笑ってください

はじめまして
スミレの裏切り
人形の価値
あなたの為に妬いたの
また目をそらした
被害者の供述
デザイア
すべて消えた後に
君についての号外
誘われた箱庭

息さえ吐けない
開いて見せて
グローリー
壊れゆく空の果て
一か八か丁か半か
記憶の扉
勝負事
さよならを言う日
光の狭間
まがいものでもいいと言って

死して宿る愛は美しい
立ち止まる理由
何も言わないで
わかるけど許せないの
いつか思い出して
泡沫のロンド
奴が目覚める
茨の王
エイジア
星の弾丸

解き明かす感情
理解と納得
砂糖菓子の溶け合うまで
一瞬なら飛べる
焼け野が原
手の中の光
どれほどの想いをもって
星が堕ちる
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