春ノート
私が色づくとしたら
きっと明日もそう言うわ
雨女に傘を頂戴
ひとしずくは誰の為
米の食卓にはお皿に入った『青空』と『宝石』と『アクセサリー』が並んでいます。美味しくいただきましょう。#空想の食卓 https://shindanmaker.com/791585
ぼくらの魂は海の果てまで繋がっていた
抜け殻はいつかの夜明けまで
魅せたい私は二つの顔をしている
米の食卓にはお皿に入った『月の欠片』と『言葉』と『恋』が並んでいます。美味しくいただきましょう。#空想の食卓 https://shindanmaker.com/791585
恋しくて望んでしまった孤独
飲み込んだら傷吐き出したら呪い
眼差しを奪い取ったら始まりの合図
空になり静かな朝のはずだった
やがてかなしき鳥籠あつめ
にぎやかな写真のそばでいつまでも囀っている
君だけの咎のあいだに
検閲されたハッピーエンド
#あいうえおで恋愛の始終
明日からは非日常
言わないでおくのは僅かに残った呪いだけ
運命の人じゃなかった
笑顔より泣き顔が見たくなったせい
尾を引くのなら背を押してあげる
新しい恋を探してみるよといって輪郭なぞる通り雨
いくつもの足跡よりも大切な疼く傷跡が増えてしまった
美しい琥珀糖を覗き込む夜のきみを見た朝の終わりに
永遠になれば淡い初恋は引力の悲鳴のようになる
終わりの春に埋めていた沈黙の種が今日も芽吹かないまま