君だけの何も言わない死者
永遠を待つ夜の歌
清らかな映画のような
口づけはいのちのために
溶けていくお伽話なのに
眠れない日はそっと撫でて
戻りたいよ、今更戻れないよ
とても安らぐ死の匂いがして
あなたを今すぐ抱きとめたい
愛を知らずに爪を立てた